フェレロの2022年から2023年におけるカカオ進捗レポート
フェレロにおける環境保護、農業従事者のサステナブルな暮らし、人権擁護の取り組みを明確にする2022/23年度カカオ進捗レポートを発表
フェレロは、フェレロ製品の主要な原材料の1つであるカカオ分野における価値の創造への取り組みを示す2022/23年度カカオ憲章進捗レポートを発表します。当社は、小規模農家や農業に関わる地域社会の生活向上、子どもたちの権利の尊重、サステナブルな農業慣行による積極的な環境保護など、この分野における推進力として行動することを目指します。
当社は2022年から2023年にかけて、調達したカカオの100%において、認証と独自に設定するサステナビリティ基準を遵守しました。またポリゴン (多角形) マップの活用により、調達したカカオ豆の農場から最初の購入地点まで93%のトレーサビリティを達成し、年間目標の最低値である90%を上回りました。これは当社のアクションプランで示された、よりサステナブルなカカオ生産を長期的に推進する上での前進を明らかにする、大きな意味のある成果です。カカオ憲章の進捗レポートは、サステナビリティへの取り組みだけでなく、フェレロが人権擁護、農業事業者の暮らし、発展途上の地域社会を支援していることを再確認するものです。
フェレロの最高調達責任者を務めるイザベル・ホッヘザンドは次のように述べています。「カカオのサプライチェーンやそれ以外の地域において、カカオ生産に関わる地域社会の経済的、社会的、環境的課題に取り組み、しかるべき役割を果たすこと、これらが当社の目標です。収入につながる活動に取り組む4万戸の農家を支援すること、ポリゴンマップの活用により調達したカカオ豆における93%のトレーサビリティを確保することを例として、カカオ憲章の進捗レポートに示されている2022年から2023年にかけての有望な成果が、サステナビリティ向上における継続的な改善に向けた当社の取り組みを示しています」
カカオのサプライチェーンが抱える複雑な課題に対して、集合的な改善を達成するためには、農業従事者、NGO団体、地域社会、政府とのバリューチェーン全体における提携が不可欠です。
- サステナブルな暮らし:農家の収入を多様化し、生産性を高めるために、きめ細かな支援を行っています。
- 人権擁護と社会慣行: セーブ・ザ・チルドレン、世界カカオ財団、国際カカオ・イニシアティブ (ICI)との提携のもと、特にカカオ栽培地域の子どもたちの人権擁護に注力しています。
- 環境保護:農家による森林農業 (アグロフォレストリー) システムの導入、天然林地域の回復を支援しています。
- 透明性:農園レベルまで追跡可能な、透明性が高くコンプライアンスに準拠するバリューチェーンの確保に注力しています。毎年、カカオのサプライチェーンにおけるティア1サプライヤーと農家グループの公開リストを更新しています。
2022-2023年のカカオ憲章進捗レポートにおいて、当社は以下の4つの柱における重要な進展を達成しました:
柱 I:サステナブルな暮らし
- 5万人の農業従事者に対して、農業に関する慣行を改善し収入を多様化するためのきめ細かな支援を行う
- 4万人の人々が収入につながる活動に参加する
- 120万本のカカオの苗木を配布する
柱 II:人権擁護と社会慣行
- 100%の農業従事者グループが児童労働監視改善システム (CLMRS) または同等の制度の対象となる
- 25の学校の建設または改修(2022/2023年までの合計133校)
- 1,721の村落貯蓄貸付組合(VSLA)グループが活動している
柱 III:環境保護
- 農地内外の植林のために140万本以上の樹木を配布する
- 16万8,000ヘクタールのアグロフォレストリー開発(総面積の40%)を行う
- 6万8,000ヘクタールの地域社会に根差した自然資源管理を行う
柱Ⅳ:サプライヤーの透明性
- ポリゴンマップの活用により93%のカカオを農園レベルまで追跡可能にする
- 46万ヘクタールに及ぶ土地の森林破壊リスクを評価する
- 森林破壊リスクのないカカオのサプライチェーンは全体の97%
- 21万1,000戸の農家がフェレロのプログラムに参加する
- 22万4,000トンのカカオを調達する
カカオ憲章進捗レポートと合わせて、当社は、コートジボワールとガーナ全域におけるサステナブルな暮らしの支援と森林保全を目指す2022-2023年ココア・森林イニシアティブ (CFI) 進捗レポートを発表しました。その顕著な成果として、7万5,000人の農業従事者に向けて気候変動に配慮したカカオ栽培の実践トレーニングを提供し、8万6,000人の農業従事者にアグロフォレストリーの慣行を推進しました。またコミュニティサービスグループを通じて4,500人の青少年を支援し、181の地域社会で積極的な森林回復・保全プログラムを展開しました。
2024年とその先の将来を見据え、当社はパートナーやサプライヤーとの提携を継続し、野心的なサステナビリティ目標に向けて取り組みます。今後多くの課題に直面する上で、ステークホルダー、政府、国、企業、農業従事者グループと協力して世界中に長期的なプラスの影響をもたらすことが、これまで以上に重要になっています。
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